トレーラーハウスのメリット
Merit01.移動が可能
トレーラーハウスは一見プレハブやコンテナのような見た目ですが、実はその土台には車輪がついています。車輪がついた土台がある事で、本体の解体などをする事なくトレーラーハウスの中の空間はそのままの状態で場所を移動する事ができます。専用の牽引車で簡単に輸送ができる為、引っ越しの際や店舗の移転時でもフレキシブルに移動させる事が可能です。
建築物とは違い、設置の際に土地の基礎工事なども行わないので、その後土地を売却したい場合にも更地で引き渡す事が可能です。
02.イニシャル・ランニングコストの大幅削減
通常、住居を建てる場合や店舗などの建築物を建てる場合には、その土地の地盤改良や基礎工事が必要になります。この工事だけでも数十万円~数百万円の費用が発生するのが一般的ですが、トレーラーハウスは車両である土台ごとそのまま土地の上に設置する事ができるので土地整備のコストも抑える事ができます。
なおかつ建築物とはみなされない為に固定資産税などもかかりません。初期費用も維持費も低コストな所が魅力です。
03.市街化調整区域でも設置が可能
トレーラーハウスは、事務所や住居、店舗などあらゆる用途に使う事ができますが、どういった用途であっても一定の要件を満たしていれば「建築物」にはなりません。 その為、本来であれば建築物を建てる事に制限のある「市街化調整区域」のエリアにも、「車両」として設置する事ができます。
市街化調整区域は、市街化区域と比較すると土地の購入費用や月額の地代も安い傾向にあり、エリアの選択肢としてはコストダウンにつながると言えます。
04.不動産取得税や固定資産税がかからない
「建築物」ではなく「車両」の扱いであるトレーラーハウスは、不動産取得税や固定資産税などの建築物に係る費用はかかりません。
なお、車検付きトレーラーハウスでは、車検登録時、継続時の手続きにおいて車両としての税金は発生いたします。
05.高額で売却可能
トレーラーハウス市場は新車も中古も需要に対する供給量が少ない為、もしも手放す事になってもすぐに買い手が見つかる点やある程度使っていたものでも高値買取りが期待できます。
色々な事情で手放す事になったとしても、手持ちのお荷物にはならずに納得いく価格で手放す事が期待できる点も安心できるポイントです。
06.トレーラーハウスの減価償却
会社名義や事業の為に購入する場合に気になるのが「法定減価償却費」です。トレーラーハウスは、「建築物」ではなく「車両」の扱いになるがエンジンは積んでいないといったような特殊なカテゴリに属するものなので、法定減価償却費は4年です。