【トレーラーハウス】買うなら新品・中古どっちが正解?

これからトレーラーハウスを購入しようと思っている方が悩まれるポイントの1つが、新品と中古のどちらを購入するかという点ではないでしょうか。

トレーラーハウスは、新品・中古それぞれにメリットとデメリットがあります。

こちらの記事では、トレーラーハウスを買うなら新品と中古のどちらがいいのかについて、それぞれのメリットとデメリットを詳しく紹介していきます。

トレーラーハウスを購入する際に注意したいポイント

トレーラーハウスを購入する際に注意したいポイント

トレーラーハウスを購入する際には、いくつかのチェックしておきたいポイントがあります。特に押さえておくべき点は以下の通りです。

予算

トレーラーハウスは新品か中古か、あるいはサイズや機能などによって値段が違います。そのため、いくらまでお金を出せるかを予め決めておく事が重要です。

大きさや設備によりますが、新品及び中古のトレーラーハウスの相場はそれぞれ以下の通りです。

  • 新品→500万円〜800万円
  • 中古→300万円〜600万円

また、カスタマイズを行うとオプションの設備等が設置されることで費用が加算されます。そのため、トレーラーハウスを購入するためにいくらまで出せるかどうか、あるいは欲しいものの候補をリストアップした上で、比較してどこまでお金を出せるか検討した上で、購入するものを決めるようにしましょう。

車両重量

トレーラーハウスは車両の重さが750kg以上か、未満かによって免許の必要性が変わってきます。トレーラーハウスの重量が750kg以上の場合は「牽引免許」が必須です。一方、750kg未満であれば普通免許があれば運転することができます。

トレーラーハウスを運転する場合、既に普通免許を持っていれば、指定される試験に合格すれば牽引免許を取得することができます。

通常は、自動車教習所に通って卒検の合格を目指します。

トレーラーハウスの用途や購入したいサイズ感などを踏まえて事前に牽引免許を取得しておくか、牽引免許なしで使いたい場合は750kg未満のトレーラーハウスを購入するようにしましょう。

車両サイズ

トレーラーサイズの大きさが全長12m以下、幅2.5m以下、高さ3.8m以下を超える場合は国の認定が必要です。

このサイズは、国内で一般乗用車と同様の扱いで運転(牽引)が許可されているトレーラーハウスのサイズ上限値です。

このサイズを超えるトレーラーハウスを移送する場合には予め運輸局で「基準緩和」の申請を行い、「特殊車両運行許可」を貰う必要があります。

この「特殊車両運行許可」の認定有効期間は2ヶ月間であり、この期間以上は更新の手間がかかりますので注意が必要です。

固定の場所に設置するならあまり気にはなりませんが、頻繁に移動を考える場合にはサイズ感にも注意したいところです。

そのため、使い勝手の良さを考えると、規定内のトレーラーハウスを選ぶ方が便利かもしれません。

機能性と構造

トレーラーハウスは値段によって、サイズやスペックが異なります。

間取りも様々ですし、中古車両であれば既に何らかの設備が付いている場合もあります。用途によって様々な機能性がありますから、条件を決めた上で優先順位を明確にしておくのが購入前のポイントです。

新品のトレーラーハウスを買うメリットとデメリット

新品のトレーラーハウスを買うメリットとデメリット

新品のトレーラーハウスを購入するメリットとデメリットについて詳しく説明していきます。

メリット

トレーラーハウスを購入する際に新品を選ぶ主なメリットは以下の通りです。

  • 新品の設備
  • 綺麗な外観
  • 仕様の選択肢が広い
  • 保証がついている
  • 用途に合わせた車両が選べる

正規店で新品を購入する場合、自分に合った設備や、好みのデザインのトレーラーハウスを選ぶことができます。

もちろん、設備や車両自体が故障していたり、内装がボロボロだったりすることはありません。

例えばトレーラーハウスで店舗営業を考えている場合には、新品から外観を店舗イメージしたザインすることもできます。

万が一、設備不良などが発生した場合でも、新品のトレーラーハウスを購入したのであれば、一定期間は保証が付いているものが多いため、無料で修理対応をしてもらえます。

※保証内容や条件については、トレーラーハウス販売元のサイトを確認するか、お問い合わせにてご確認下さい。

そのため、自分だけのこだわりを追求したい方や、長くトレーラーハウスを使用したい方には新品がおすすめです。

デメリット

多くのメリットがある一方で、新品のトレーラーハウスはやはり中古と比べるとそれなりに高額なため、予算によっては購入が厳しかったり、ランクを落とさなければならなかったりする点がデメリットです。

そのため、新品を選ぶ際は予算や用途を踏まえた上で、必要に応じて妥協しなければなりません。

中古のトレーラーハウスを買うメリットとデメリット

中古のトレーラーハウスを買うメリットとデメリット

続いて、中古のトレーラーハウスを購入するメリットとデメリットについて詳しく説明していきます。

メリット

中古のトレーラーハウスを購入する主なメリットは以下の通りです。

  • 予算を抑えることができる
  • スペックの妥協を少なくできる
  • 車両によっては設備が最初から設置されている

中古のトレーラーハウスの方が、サイズの大な車両や、設備が豊富なものを安く買うことができます。年式にもよりますが、値段は新品の半額程度の予算で購入できることもあり、費用面ではかなり魅力的と言えるでしょう。

「必要な設備が搭載されているものをすぐに手に入れたい」「安ければ中古でもいい」という方にはおすすめです。

デメリット

中古のトレーラーハウスを購入する際は、以下のデメリットに注意が必要です。

  • 条件の良い車両はすぐに売れてしまう
  • 設備状態がわからないものもある
  • 好みの設備やデザインがマッチする車両は少ない
  • 個人が売っている物を購入する場合リスクもある

需要が高まっている今、中古のトレーラーハウスの中でも状態が良ものや年式の浅い車両など、信頼できるものやコストパフォーマンスが良いものはすぐに売れてしまいます。

また、個人が売りに出しているものは、記載されているスペックと相違があるリスクもありますからあまりオススメはできません。

そのため、中古のトレーラーハウスを購入する際は、売っている相手が信頼できるか、評価や口コミなどの確認が必要です。

中古のトレーラーハウスを格安で入手する方法

中古のトレーラーハウスを格安で入手する方法

トレーラーハウスは新品でも中古でも100万円前後~数百万円と、それなりに大きな費用が必要です。ですが中古で購入するのであれば、出来るだけ費用を抑えて購入したいですよね。

ここでは、トレーラーハウスを安く購入するいくつかの方法について見ていきます。

トレーラーハウスを安く購入するいくつかの方法

オークションサイト、アプリ

ヤフオクやメルカリのようなオークションサイトや、フリマアプリなどで、100万円以下でトレーラーハウスが取引されている実績があります。

一般的な車両オークションや中古車会社の相場よりも安く販売されており、非常に魅力的です。

しかし、フリマサービスは不特定多数の人が利用しているため、出品者の評価や、トレーラーハウスの状態に嘘がないかどうか、購入前に写真や質問でしっかり行って確かめておく必要があります。

不用品買取りシステム

オークションサイトやフリマアプリとはまた別で、地元の人にモノを安価で売却したり、無料で譲渡したりするようなサービスもあります。こちらでも非常に安くトレーラーハウスが取引されています。

サイトは仲介のみなので、手数料がかからず安く取引することができます。

多くの場合は相手と直接やり取りすることになりますから、事前に受け渡し場所についてしっかり確認した上で、引き取りに行った後に、運転して持ち帰れる場所かチェックを欠かさないようにして下さい。

まとめ

トレーラーハウスを購入する際に気をつけたいポイント

いかがでしたか。ここでは、新品と中古のトレーラーハウスを購入するメリットとデメリットについて、また、トレーラーハウスを購入する際に気をつけたいポイントについて紹介してきました。

新品、中古それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分に合ったものはどちらかしっかりと検討した上で理想に近いトレーラーハウスを購入できるようにしましょう。

また、フリマアプリやオークションなどのサービスを活用すれば非常に安くトレーラーハウスを手に入れられる場合もありますが、しっかりとリスクを承知の上で検討しましょう。

安心できるトレーラーハウスの中古販売会社もありますので、是非参考にしてみてください。