グランピング施設で始めたいトレーラーハウス投資とは?

小額投資・高利回りで注目されているトレーラーハウスを使った事業に興味をお持ちの方も多いかと思います。ここでは、そんなトレーラーハウス投資によるグランピング施設について紹介していきます。

トレーラーハウス

近年よく耳にするようになった「トレーラーハウス」ですが、今、このトレーラーハウスを使った事業が注目を集めています。まずは、トレーラーハウスの基本情報について見ていきましょう。

トレーラーハウスとは

日本で普及し始めたのは、東日本大震災における被災地での避難所として使われていたのがきっかけとも言われています。元々海外では一般的な住居としても馴染み深く人々の生活に溶け込んでいるものでしたが、日本では認知度も低く、やっと近年その魅力が知られるようになってきました。

コンテナハウスやプレハブのような箱型の空間にタイヤがついているのがトレーラーハウスです。公道を走らせて移動ができますが、エンジンは搭載していないので牽引が必要です。

トレーラーハウスの特徴

トレーラーハウスの大きな特徴は、法令上の扱いを「車」として登録できる事です。使い勝手としては住居や事務所、そして宿泊施設といった「建築物」に限りなく近いのですが、定められた設置方法を遵守していれば「車」の扱いになり、建築申請や固定資産税が不要となり、一般的な自動車に発生する自動車税等のランニングコストのみで所有する事ができます。

それでいて水道やガス、電気といった生活に必要なライフラインは公共の設備を利用する事が出来、住環境としては一般家庭と同等の設備を整える事が出来ます。
また、牽引環境と移動の為のルートさえ確保ができていれば簡単に設置場所を変える事が出来るというのもトレーラーハウスならではの特徴です。

トレーラーハウスの用途

トレーラーハウスが広く知られるようになったきっかけは、被災地で避難所として使われていたという背景がありますが、実はそれだけでなく幅広い用途で活用する事が出来ます。

住居

日本ではまだあまり多くはありませんが、海外では当たり前のようにトレーラーハウスを家として使っている地域があります。一般的な住宅と同様の住環境で快適に暮らす事が出来るにも関わらず、初期費用や維持費を抑えて住む事が出来るトレーラーハウスの利点を存分に活用する事が出来ます。一見簡易的なつくりに見えますが、耐震性や断熱性にも優れた優等生です。

事務所

事業用の事務所としても人気があるトレーラーハウス。従業員数がそれほど多くないというケースや、営業マンを抱えているので固定席が少なくても良いという会社さんなどではトレーラーハウスを利用した事務所を構えている所もあります。賃貸で物件契約を行ってオフィスを借りるよりも、トレーラーハウスを購入して市街地から少し離れた場所に拠点を構える方が維持費を抑える事もできます。

店舗

飲食店はもちろん、物販や美容室、サロンなど様々な領域の店舗として活躍しています。トレーラーハウスは、通常であれば建物を建てる事の出来ない市街化調整区域にも設置できます。その為ライバル店の少ないエリアや開発地区、観光地を狙って出店できる利点もあります。電気・ガス・水道が不便なく使う事ができるのも店舗利用のメリットです。

シェアオフィス

昨今の時世柄、リモートワークでの勤務者が増え、シェアオフィス需要も高まっています。大きめのトレーラーハウスの内装や間取りを工夫してブース型式のシェアオフィスにするタイプもありますし、小型のトレーラーハウスを複数設置して完全独立型のシェアオフィスとして事業を確立しているケースもあります。

グランピング

トレーラーハウスの様々な用途について紹介してきましたが、いよいよグランピング事業向けのトレーラーハウス事情について見ていきます。

グランピングとは

グランピングとは、「優雅な」という意味の“glamorous”と「キャンピング」“camping”を合わせた造語です。

「キャンプ」の場合は基本的にテントや寝具、食事なども自分で必要なものを持参し、準備しなくてはなりません。もちろんレンタルもありますが、基本的には自分で多くをこなす必要があります。一方の「グランピング」は、その名の通り優雅な時間を過ごす事が出来るのが特徴です。テントの設営は不用、シャワーやトイレも完備され、室内にエアコンが設置されている事も多く、食事も全て準備され、後片付けも不要というプランも多くあります。季節を問わず天気を気にせず楽しめるアウトドア、それがグランピングです。

グランピング事業

今最も注目されている事業といっても過言ではない「グランピング事業」。昨今の時世が追い風となり、“家族だけ”“他人と合わずに”という密にならない空間でアウトドアや旅行を楽しむ人が増えています。

コンセプトを作り、施設自体をブランド化する事で集客力も上がり人気が出ます。同じ「宿泊施設」として挙げられる旅館やホテルなどとは比較にならない程の低投資でスタートアップできる点もグランピング事業ならではの魅力と言えます。

グランピング×トレーラーハウス

グランピングでは基本的に、来客者の宿泊用のテントやコテージは不自由のない状態で準備されていて、かつ、利便性や快適性が求められます。

そんなグランピングで活躍する設備として注目されているのがトレーラーハウスです。水道・電気・ガスの供給にも対応し、室内で全てが完結するホテルのような居心地をアウトドア空間で実現できるという快適性。そして外装や内装を自由にカスタマイズできるオリジナル性も、施設全体のブランド化に寄与します。トレーラーハウスを使う事で初期費用を抑える事もでき、事業を始めるのには最適な選択と言えます。

グランピング事業

事業主や投資家から注目が集まるグランピングですが、事業として始めたい、投資したいといった場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか。また、トレーラーハウスを採用する事でどのような利点があるかも見ていきましょう。

グランピング事業のメリット

ホテルやキャンプ場ではなく、事業としてグランピングを始めるメリットはどのような点にあるのでしょうか。

話題性

時世もあり、人々のレジャーの選択肢は大型宿泊施設よりもキャンプやコテージなどの、密にならず他の来客者と接点が少ない宿泊施設に人気が集まっています。特に屋外空間で楽しむキャンプはここ数年で一気にユーザーを広げ、今なお市場は伸び続けています。

しかし通常のキャンプは、テントやBBQ用品など、道具一式を揃えるのも大変で、設置や後片付けも素人には難易度が少々高め。そんな中、利便性や快適性を追求した、身一つで楽しめるアウトドアアクティビティのグランピングは世代を問わずニーズがあり、非常に注目が集まっているカテゴリです。

デザイン性を高める事でブランド化につながり、拠点を広げた運営を成功させる例も多数。グランピングはまだまだこの先成長する事業と言えます。

初期投資を抑える

宿泊施設をオープンし、事業を始めようと思えばまず宿泊用のホテルや旅館の建築から始める必要があります。規模にもよりますが、立ち上げるだけでも数億円といった資金が必要になるでしょう。しかしグランピング施設ならそれほど大きな規模でなくても良いですし、トレーラーハウスを宿泊用の設備として設置する事で1台あたり数百万円の初期投資で済みます。その上ランニングコストも抑える事ができますので長い目で見た時にも経営には嬉しいポイントばかりです。通常なら建物を建てる事のできない市街化調整区域に設置できる点も、立地や地価の面で大きな魅力であると言えます。

通年営業・短期営業

一般的なキャンプ場では、特に寒さの厳しい冬場はオフシーズンとなり、防寒対応の出来るプロのキャンパー以外のビギナー利用は客数が伸びません。ですがグランピング施設となれば暖房完備の快適空間で過ごす事が出来る為、通常なら売り上げが落ちるオフシーズンにも安定した集客が見込めます。

逆に、冬場しかオープンしないスキー場に近い場所なら冬季のみの営業に振り切るのも良いでしょう。一般的な建築物と違い大した維持費はかかりませんのでランニングコストを抑える事ができますし、冬場以外には違う場所で営業をし、冬だけ需要の高いエリアに移動させるという選択もあります。

グランピング事業のデメリット

トレーラーハウスを使ってグランピング事業を開始する事には大きなメリットもありますが、気を付けたいデメリットはどのような点でしょうか。

対応業者が少ない

トレーラーハウスを販売する業者は、一般的なカーディーラーとは違いそれほど多くありません。その為、自分が求めるトレーラーハウスを購入するまでに、好みのトレーラーハウスを作ってくれる会社を見つける必要があります。

また、設置場所までの輸送費の削減の為に出来るだけ近い工場に発注をかける事が望ましいものの、現状それほどの選択肢はないといった懸念があります。

事例が少ない

トレーラーハウスグランピングは、まだまだ発展途上の事業です。対応できる業者も少ない上に、実績を残している施設も多くはありません。新しく事業を始めたい場合の窓口の少なさや情報収集が課題となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ここでは、今話題のグランピングについて、その基本情報や事業を始めたい方向けのご案内、トレーラーハウスの有用性などについて紹介してきました。時世の影響を受け、多くの宿泊施設が苦境に立たされる中、確実に成長を遂げているグランピング事業。そしてトレーラーハウス需要。これらが組み合わさる事により、時代のニーズにマッチした最新の宿泊施設を立ちあげる事が出来るでしょう。

漠然としたイメージはあるが知識も経験もない。専門的な方のコネクションも欲しい。そういった場合には、投資家と施設側のマッチングシステム等を利用する方法もあります。是非、ご自身が思い描く事業のスタートとしてご検討いただければと思います。